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亀頭包皮炎とは亀頭や包皮に炎症が起こり、痛みや痒みなどの症状が出る疾患です。亀頭包皮炎の原因は性病によるものと、性病以外によるものに分けられ、治療方法も異なります。
本記事では、亀頭包皮炎の主な症状や原因について、わかりやすく解説します。
目次
亀頭包皮炎とは?
《※症例写真》
亀頭包皮炎とは、亀頭や包皮に炎症が起こる状態です。
発症すると、赤み・痒み・痛みといった症状のほか、ただれや水ぶくれ、ぶつぶつが見られることがあります。
亀頭包皮炎の主な症状
以下は亀頭包皮炎の主な症状です。
- 赤み、痛み、痒み、腫れ
- 亀頭周辺に白い苔状のカス
- 排尿痛
- 表皮剥離(皮の剥がれ)
- 水疱(水ぶくれ)
- 膿(うみ)が出る
亀頭包皮炎の主な原因
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亀頭包皮炎の主な原因は、以下4つに分けられます。
| 主な原因 | 概要 |
|---|---|
| 細菌(性病) | クラミジアや淋菌など |
| 細菌(性病以外) | ブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌など |
| 真菌(カビ) | カンジダなど |
| その他(非感染性) | ・アレルギー ・化学物質 ・皮膚への刺激(こすりすぎ、石鹸など) |
亀頭包皮炎は、1つの原因により発症することがある一方、複数の原因が重なって発症するケースも多いです。
例えば、性行為によって陰部に細菌や真菌(カビ)が付着し、炎症を起こすことがありますが、細菌と真菌の両方が同時に感染する「混合型感染」も少なくありません。
また、乾燥による皮膚のバリア機能の低下や、糖尿病による包皮の肌質の低下が重なり、亀頭包皮炎を発症するケースもあります。
亀頭包皮炎を治療するためには、原因に適したアプローチが重要です。
亀頭包皮炎を引き起こす可能性のある性病の種類
以下、亀頭包皮炎を引き起こす可能性のある性病です。
クラミジア
クラミジアは国内でもっとも感染者数が多いとされている、性器だけでなく喉や目の粘膜にも感染する性病です。感染しても自覚症状がほとんどなく、気づかないうちに進行することも珍しくありません。一度完治しても免疫がつきにくいので再感染を繰り返しやすく、HIVへの感染リスクが高くなる可能性があります。
| 症状 | 〔初期症状〕 尿道の痛みや膿、喉の痛みや違和感(喉に感染した場合) |
|---|---|
| 主な感染経路 | 性行為やキスなどの性的な接触 |
淋病
淋病は、粘膜や体液が触れる性行為によって、性器・喉・目などさまざまな部位に感染する性病です。一度感染しても免疫をほとんど獲得できないため、再感染しやすいという特徴があります。また、症状が進行すると男女ともに不妊症の原因となるほか、失明に至るリスクもあります。
| 症状 | 尿道炎、排尿痛、頻尿、尿意切迫感(急な強い尿意)、膿などの分泌物、咽頭痛、咳、痰、扁桃腺の腫れ、発熱、声の出しにくさ |
|---|---|
| 主な感染経路 | 性行為などの性的な接触 |
カンジダ症
カンジダ症は、免疫力の低下などによって人体に存在する常在菌のバランスが崩れ、カンジダ菌が増殖することで発症する感染症です。性行為が発症のきっかけになることがあるため、便宜上性病として扱われることもありますが、厳密には性病ではありません。治療せずに放置すると、湿疹が広範囲に広がったり、症状が慢性化・重症化したりするリスクがあります。
| 症状 | 尿道や性器周辺にかゆみ・ただれ |
|---|---|
| 主な感染経路 | 性行為や体調の変化や免疫力の低下など |
亀頭包皮炎を防ぐためには?
亀頭包皮炎を予防するためには、日常生活における正しいケアが重要です。 基本は「清潔に保つこと」ですが、洗いすぎには注意が必要です。
刺激の強い石鹸やボディソープの使用は避け、シャワーでやさしく洗い流す程度で問題ありません。過度な洗浄は、かえって皮膚への刺激となり、発症を招くことがあります。また、性行為の際にはコンドームを使用することで、性感染症のリスクを下げられるので、亀頭包皮炎の予防効果が期待できます。
また、包茎による衛生状態の悪化が亀頭包皮炎の原因になるケースが非常に多いです。包茎治療も亀頭包皮炎の予防効果が期待できます。
亀頭包皮炎を放置すると重症化のリスクも
亀頭包皮炎は、自然に治ることは少ない疾患です。 炎症を繰り返すことで包皮が亀頭に癒着したり、包皮が厚くなったりした結果、真性包茎を引き起こすことも珍しくありません。
また、亀頭包皮炎は原因によって治療方法が異なります。症状だけで原因を判断することは難しいので、少しでも違和感を感じた場合は、早めに医療機関を受診し、適切な検査・治療を受けましょう。
亀頭包皮炎は市販薬で治る?
亀頭包皮炎は、ドラッグストアなどで購入できる市販薬では改善しないケースが多いばかりか、使用する薬が症状や原因に合っていない場合、かえって悪化するおそれもあります。 そのため、亀頭包皮炎の疑いがある場合は、自己判断で市販薬を使用しないようにしましょう。
重症化を防ぐためにも、症状が軽いうちに早めの検査・治療を受けることをおすすめします。
性器トラブルの検査なら池袋マイケアヒルズタワークリニックへ
当クリニックでは、性器のトラブルについての検査も行っています。性器の痒みや違和感など、気になる症状がある方は、検査をおすすめいたします。
また、性病検査も受けていただけます。
〔当クリニックの特長〕
- 保険証不要、匿名で検査・治療が可能
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検査で陽性だった場合は、そのまま当院で治療を受けていただけます。まずはご相談だけでもOK!匿名・個別対応なので、安心してご来院ください。
性病はセット検査も可能
当クリニックでは、一度に複数の性病を同時に検査できるセット検査をご用意しています。
性病は症状が陰部に現れることが多く、「実は同時に複数感染していた」ということがあります。そのため、単一の検査だけでは原因を見逃してしまいかねません。
「自分がどの性病に感染しているのか分からない……」という方は、複数の性病をまとめて調べられるセット検査をおすすめします。
また当クリニックでは、自宅で完結する郵送タイプの性病検査キットもご利用いただけます。忙しい方でも、ご自宅にいながら手軽に検査できます。
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よくあるご質問
亀頭包皮炎は自然に治りますか?
亀頭包皮炎は、自然に治ることはほとんどありません。また、放置すると、重症化のリスクもあります。重症化を防ぐためにも、自己判断で放置せず、医療機関で適切な検査と治療を受けましょう。
亀頭包皮炎の疑いがある場合、何科で診察してもらえばいいでしょうか?
亀頭包皮炎の検査は、泌尿器科や性病を扱う医療機関で受けられます。 性感染症専門のクリニックで診察を受ければ、陽性だった場合スムーズに治療にうつることが可能です。
糖尿病でも、亀頭包皮炎になったら治りますか?
糖尿病の方でも、手術や投薬などの適切な処置を行えば亀頭包皮炎は治ります。ただし、症状が長引いたり再発しやすくなったりするので注意が必要です。